最近、じわじわと人気が高まっている「リアル異変探しゲーム」
私がその存在を知ったのは
リアル脱出ゲームでお馴染みのSCRAPが開催していた「ふしぎバスターズ」というイベントでした。
初めて異変探しのイベントを知った時
やまみん
なんて思ったのですが、実際にやってみると全然違う!
これは新しい体験型エンタメでした!
今回は、そんな異変探しゲームがなぜ人々を夢中にさせているのか。
ヤマー
異変探しゲームのイベントに参加した感想も踏まえながら紹介します!
リアル異変探しゲームとは
日常に潜む異変を探すゲームです。
例えば、信号機が3色ともすべて青だったり、小人専用の小さい非常口があったり・・・
「なんかおかしくない?」という違和感や異変を探す、間違い探しのようなゲームです。
間違い探しと違うのは「異変がない状態」と「異変がある状態」を比べられないこと!
やまみん
私は現地で異変を探すタイプのイベントしか参加したことが無いですが、WEBで遊べる異変探しゲームも多いです。
開催しているイベントごとに「異変」の呼び名は異なります。
異変、ふしぎ、怪異、違和感、など色々な呼び方がありますが、どれも「日常ではありえないこと」を指しています。
本記事では、これらを総称して「異変」と呼びます。
どんなイベントがあるの?
異変探しといっても、色々なタイプがあります。
私が参加した数少ないイベントの中でも、それぞれ違った良さがあったので、簡単にご紹介します!
嘘の銭湯
主催:マニアなツアー
特徴は、実際に使用されている「電気湯」という銭湯を貸し切って行うこと。
ストーリーは無く、制限時間内で異変を探しまくる、シンプルな内容です。
ちょっと癖のある銭湯が会場になっているので、あれもこれも異変に見えてくる面白さがあります。
やまみん
ヤマー
昔ながらの銭湯を知っている方は、ノスタルジーな感覚も味わえるイベントです。
学校の77不思議からの脱出
主催:SCRAP (ヨーロッパ企画と共同で制作)
特徴は、異変を見つけるだけでなく、ストーリーと謎解き要素もあること。
制限時間が無いので、ゆっくり楽しめるのが嬉しい!
6章まであるストーリー構成で、各章ごとに楽しめる作り。
(2024年11月時点では3章まで公開中)
ヤマー
やまみん
先のストーリーが気になり過ぎるイベントです。
ふしぎバスターズ THE REAL in 幕張
主催:SCRAP
2024年リアル脱出ゲームフェスティバルの3日間限定で開催されたイベント。
特徴は、幕張メッセという広い空間を使ったことや、制限時間が3日と長かったこと。
フェスの空き時間に異変を探すことができて、最高の暇つぶしになりました。
ヤマー
やまみん
私が参加したのはこの3つだけですが、イベントによって個性がありますよね。
ヤマー
誰でもクスっと笑ってしまうような異変があるのが、異変探しの魅力の一つです。
上にあげたイベントだけでなく
2021年には「リアル間違い探し クローンに支配された世界を救え」や「ふしぎバスターズオンライン」といったゲームをSCRAPが開催しています。
やまみん
異変探しゲームに参加したことが無い方も、もしかしたら「8番出口」というPCゲームの名前なら聞いたことがあるかもしれません。
異変探しの面白さが世に広まったゲームです。
ヤマー
異変探しゲームを体験してみたい方は、「ふしぎバスターズ学校編」なんてどうでしょうか。
サイト上に無料体験版ページもありますよ♪
異変探しの何が面白いのか
- 異変を見つけた時にクスっと笑える
- 一人でも友達と組んでも楽しめる
- 解説を聞くところまでが面白い
など色々ありますが、他にも大きく3つあります。
人間の本能に訴えるゲーム性
異変探しゲーム最大の魅力は「発見の喜び」です。
子供の頃にやった間違い探し、かくれんぼ、宝探しなどなど・・・
「探して見つける」という感覚は、本能を刺激してくると思いませんか?
それが少し形を変えて沢山味わえるのがリアル異変探しゲームです。
また、日常の風景に隠された違和感を見つけるので、意外性もあってさらに楽しさを加速させます。
やまみん
中には「それは変でしょ!」とツッコミたくなる異変も出てきて、思わず笑ってしまうものもあります。
ヤマー
五感をフル活用!
異変探しゲームが面白いのは、見た目だけではわからない異変があること。
やまみん
例えば「このレモンから焼肉の匂いがする」とか
「この風船カッチカチなんだけど!?」みたいに、五感をフル活用しないと気付けない異変もあります。
ヤマー
また、これまで参加したイベントでは「色を使った異変」はありませんでした。
色の判断が難しい方も遊びやすいのが良いですね。
初心者でも分かりやすいルール
異変探しの良さの一つは、ルールの分かりやすさです。
子供でも遊べるようなシンプルなルール。そのため余計なストレスがないのも良いところ。
ただ「異変を見つけるだけ」と聞くと、すごく簡単そうに思えませんか?
実際にやって分かったのは、見つけることの難しさ!
やまみん
「余裕で全部見つけられる!」と自信がある人ほど参加してみてほしい!
ヤマー
謎解きイベントとの違い
謎解きとも親和性が高い異変探し。
謎のあるなし以外に、どんな違いがあるのでしょうか。
参加するハードルが低い
謎解きイベントは成功/失敗の判定があり、慣れていないと参加しても成功できないことがほとんど。
探索力、洞察力、ストーリーやルールを読み解く理解力や論理的思考力などを使って、ゲームを進める必要があります。
ヤマー
やまみん
一方で、異変探しゲームで求められるのは探索力と洞察力がメインです。
子供でも分かるようなシンプルなゲームなので、老若男女だれでも参加しやすい!
失敗という概念が薄く「どれだけの異変を見つけられるか」という自分との戦いの側面が強いのも、謎解きと違うポイントです。
ヤマー
やまみん
異変探しは時間の許す限り、ひたすら探し続けることができるのが良いところです
自由度の高さ
謎解きには、ストーリーやルールが付き物です。
これらのストーリーやルールの中に、成功条件が隠れています。
ヤマー
一方異変探しは、そこに「異変」があれば成立するので、かなり自由度が高いです。
「何でもあり」なのは謎解きとは違う点だと思います。
やまみん
そう考えると、SCRAPの「学校の77不思議からの脱出」はストーリーと謎解きと異変が全て調和していて超おもしろいです。
会場によって異なる楽しさがある
異変探しゲームは、開催される場所によって面白さが変わります。
参加者が知っている“普通”がベースになって“異変”が起こるため、開催場所がとても重要。
私は銭湯、学校、幕張メッセが舞台のゲームしか参加していませんが、思い返してみると「銭湯が舞台」というのは本当に絶妙でした!
ある程度知っている場所だけど、入ったことのない場所があったり、懐かしくてエモさを感じたり・・・
やまみん
どんなところで開催されるにしろ、多くの方が見慣れている、もしくは行ったことのある場所が舞台になるのではないかと思っています。
今後、異変探しゲームに期待すること
もっと日常的な場所で開催されたら面白そうだなと思っています。
例えば、コンビニ、カフェ、電車や病院など。
身近な空間で「これ絶対変だよね?」と笑いながら探索してみたい!
ヤマー
また、異変探しゲームでは、特定の場所や物を「じっくり観察する」ことが異変を見つけるコツです。
つまり、消費者に見せたいものや場所を、異変探しゲームを通じてじっくり観察させることができます。
売り出したい商品や、人を呼び込みたい場所と組み合わせれば、異変探しがPRイベントになる未来があるかもしれません。
やまみん
新たなエンタメの代表になるかも
異変探しゲームは、シンプルながらも奥深く、幅広い世代が楽しめるエンタメです。
特に、初心者にはハードルが高い体験型イベント(謎解き、イマーシブ、マダミスなど)より気軽に挑戦できるのが良いところ。
ときに笑いを誘い、ときに驚きを与え、そして何より「見つけた!」という瞬間の喜びを提供してくれる。
やまみん
そんな異変探しゲームは、今後さらに多くの人々を魅了していくことでしょう!
以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!