- リアル脱出ゲームで脱出成功したい
- チームメンバーに良いところを見せたい
- 成功・失敗した原因を分析したい
やまみん
ヤマー
リアル脱出ゲームは、チームで協力して難解な謎を解くエンターテインメントとして大人気です。
しかし、「あと少しでクリアできたのに……」と悔しい思いをした経験はありませんか?
この記事では、私の実体験を元に「リアル脱出ゲーム成功のコツ」をお伝えします。
やまみん
ヤマー
【結論】最後の謎さえ解ければ成功できる
リアル脱出ゲームは、脱出成功までにいくつかのSTEPに分かれていますよね。
謎解き界隈では「小謎、中謎、大謎」と言って大まかに分類しています。
小謎:簡単に解ける謎解き問題やクロスワード
中謎:少し変わった方法で解き進める問題や作業
大謎:ゲームの最後に解く最大の謎
多くの方が解けないのは、ラストの謎である『大謎』です。
中謎までは、ヒントブックやスタッフからのアドバイスをもらいつつ、なんだかんだ進めます。
大謎、もしくは大謎付近になると、途端にヒントが無くなります。
「ヒントが無い=大謎」ということです。
そのためこの記事では
『大謎』を解くコツに絞ってご紹介します!
- チェックポイントを要チェック
- 使っていない情報や違和感を探す
- 発想の転換パターンを理解しよう
【大前提】成功条件を確認する
大前提として、大謎までたどり着いたら最初にやることは
『成功条件を確認する』ことです。
やまみん
制限時間があると焦ってしまいますが、終盤ほど落ち着いて、自分たちの状況を再確認することが重要です。
【成功条件の例】
・この施設から脱出すること
・犠牲者ゼロで爆弾を解除すること
・敵を戦闘不能にすること
公演によって様々な成功条件がありますよね。
今の状況じゃ絶対不可能なことでも、他の方法なら成功条件を満たせることがあります。
例えば・・・
【成功条件:敵を戦闘不能にすること】
敵を倒す流れになるが、どうあがいてもパワー不足で勝てない。
これまでの情報で、種族によって苦手な食べ物があり、それを食べると意識を失うと記載があった。
敵の種族を突きとめる→苦手な食べ物を手に入れる→どうにかして食べさせれば成功できるかも!
このように、様々な角度から成功条件を達成できる方法を考えることがポイントです!
ヤマー
チェックポイントを要チェック
リアル脱出ゲーム中に、チェックポイントに何度か行くことがありますよね。
基本的には「○○が解けたらチェックポイントに向かえ」などの指示があって行きます。
このチェックポイントでできることが超重要です!
大謎を解くためには、目の前の謎と睨めっこしているだけでは解けません。
必ず『行動を起こすこと』が必要です。
その行動の1つに『チェックポイントにもう一度行くこと』が挙げられます。
やまみん
もちろん、用もないのにチェックポイントに行っても意味がありません。
チェックポイントには何があって、何ができる場所なのか
これを把握しておき、大謎までたどり着いたらチェックポイントのことを思い出しましょう。
やまみん
ヤマー
やまみん
このようにチェックポイントを起点に考えると、ひらめくことがあります!
使っていない情報や違和感を探す
謎解き界隈では
「意味深な情報」「凝った設定」「装飾が過剰な用紙」
これらのことを『味がする』と言います。
ヤマー
やまみん
こんな会話が聞こえてきたら注意しましょう。
こいつらは謎クラです。頼りになります。
大謎を解くには、これまで解いてきた謎、設定、世界観、行動を振り返る必要があります。
その中でも、一度も触れられていない情報がもっとも怪しいです。
「解けない!詰まった!」という状況で言うべきセリフランキング、第一位に輝いたのは
「まだ使ってない情報ある?」
このセリフは口癖にしましょう。
マサチューセッツ工科大学の研究によると
「まだ使ってない情報ある?」と言ったグループと、「解けないよ~助けて~」と言ったグループでの脱出率について、50万人の謎クラを対象に実験を行ったところ、「まだ使ってない情報ある?」と言ったグループの方が85%以上も脱出率が上がったと結果が出たそうですうそです。
ヤマー
やまみん
発想を転換するクセをつけよう!
「発想の転換」とは、今までの見方や考え方を別の観点から見ることで、新しい発見をすることです。
・敵を倒せないなら、自滅してくれる方法はないか
・平面でうまくいかないなら、立体で考えてみる
・必要な道具がないなら、作り出すことはできないか
謎解きで言うと、いわゆる「ひらめき力」です。
やまみん
やまみん式!発想を転換する3ステップ!
- 自分たちはレールの上を走らされていることを自覚する
- レールから外れる必要があると自分に言い聞かせる
- 正攻法の逆を考える(奇策を練る)
リアル脱出ゲームは、正攻法だけでは大謎は解けません。
目的を達成するためには、奇策を考える必要があります。
(奇策=発想の転換)
『正攻法の逆を考える(奇策を練る)』というのは、例えば以下のイメージです。
成功条件:色々な条件がある迷路があり、ゴールまで進めば脱出成功
正攻法:条件に従って色々なルートを考える→どのルートでもゴールにたどり着けない。
奇策①:条件に従わない方法はないか、もしくは条件を変えられないか
奇策②:ゴールの位置を変えられないか
奇策③:迷路の形を変えたり、壁を破壊できないか
なんとなく、正攻法の逆のイメージがつきましたか?
それではここで、発想の転換クイズです!
目の前のドアを開けて外に出れば脱出成功!でも、鍵がかかっており鍵が見つかりません。この状況で考えられる奇策をなるべく多く挙げてください。
リアル脱出ゲームを何度も遊んでいると、自然にこのような奇策を思いつきます。
まさに発想の転換ですね。
やまみん
ヤマー
【その他】脱出率をUPさせる小ネタ
リアル脱出ゲームの成功率を上げるコツは、まだまだ沢山あります。
小ネタとして6個ご紹介します。
◆時間を意識してヒントを使おう
大謎を解くには、それなりに考える時間が必要です。
序盤~中盤までどれだけ早く進めるかによって、成功率は違ってきます。
3分くらい進まなくなったら、ヒントを見るようにしましょう。
◆役割分担は声に出して伝えよう
役割分担をするとスムーズに進む場面がよくあります。
リーダーとしてストーリーシートを読んだり役割分担する人、必要な情報をメモる人、資料を見返えす人などなど。
「これはメモってまとめた方がいいかもな…」と思ったら、「私、メモ取ります!」と声に出して伝えましょう。
◆謎解き問題に解き慣れておく
中盤までに登場する謎解き問題には、慣れるしかありません!
特に、謎を解くためのルールが書いてある場合、しっかり理解してから解きましょう。
ルールを流し読みしてすぐに解こうとし、時間をロスする人達を親の顔より見てきました。
謎解き問題が解けるリンクを貼っておきます。
◆メンバー選定
とにかく仲が良いメンバー、もしくは気軽に会話できるメンバーで参加しましょう。
なんでも言い合えるだけで、脱出率は上がります。
◆情報共有するべき内容
情報共有が大事だとよく言われますが、どんな情報を共有すればいいのか分からないこともありますよね。
一言で言うと「味がするもの」です。
シンプルに、その時思った感想でも構いません。
「あのスタッフ変な杖を持ってたね」、「いまどきアナログ時計かぁ」、「なんで日本語じゃなくて英語なんだろう」
これを聞いて、他のメンバーがひらめくことがあります。
◆ゴールから逆算する
作り手の意図を考えながら解くアプローチです。(「メタ解き」と言います)
「この物語の結末的に、こうなるのが面白いだろうな」と、結末を予想してそこから考える手法です。
ただ、この方法は本来のひらめく気持ち良さが薄くなったり、まったく違う方向に突き進む可能性があるため、あんまりオススメしません。
リアル脱出ゲームは、経験すればするほど成功率も上がります。
参考までに、私が作った『リアル脱出ゲームのような体験ができるWEB謎解き』のリンクを貼っておきます。
やまみん
謎を解きたいかー!脱出したいかー!
↑脱出失敗したときのヤマー
この記事を書こうと思ったのは3年前でした。
ただ、私自身のリアル脱出ゲーム成功率が30%くらいだったため
やまみん
と思って書いていませんでした。
そこから色々な謎を作ったり、謎解きイベントに参加して訓練を重ねて…
2025年に参加したリアル脱出ゲームでの脱出率が70%以上になりました!
ヤマー
リアル脱出ゲームは、ただの謎解きだけでなく、柔軟な発想や論理的思考力が試されるエンターテインメントです。
今回ご紹介したポイントを押さえることで、脱出成功率がアップすること間違いありません!
やまみん
ヤマー
以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!